監査事例の検討の終わりに当たって

 23回にわたった「監査事例の検討」をようやく終わることができました。  検討した事例の多くは、形式的に重要な虚偽表示のリスク(特別な検討を必要とするリスクまたは不正リスクを含む。)を識別、評価し、識別したリスクに的確に対応する監査手続(具体的には実証手続)が立案されずに、杜撰な監査-十分かつ適切な監査証拠を入手していない監査-の実施…
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監査事例の検討-23弁護士の意見書(最終回)

事例の概要  会社は、2期連続債務超過による上場廃止に抵触しそうな状況にあったため債務超過を回避し、上場維持を目的としたストック・オプション行使による増資を計画し、監査人からの依頼により増資の適法性を担保するため、弁護士から意見書を入手し、増資は適法であるとの見解を得た。  会社は、期末日直前にストック・オプションによる増資を実施し…
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監査事例の検討—22不動産鑑定評価書

事例の概要  不動産業である会社の保有不動産(棚卸資産)は総資産の20%を超えていた。 会社が不動産開発を行っていたA物件(保有不動産)は、市況低迷により長期間開発中断となっていた。A物件の評価に不動産鑑定士による不動産鑑定評価を利用していた。  監査人は、棚卸資産の評価について特別な検討を必要とするリスクを識別し、経営者の利用す…
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監査事例の検討—21 継続企業

事例の概要  ベンチャービジネスを営む会社の売上高は急成長していたが、利益に結びついておらず多額の損失を計上していた。  会社は、当期において、新規参入の会社が増加による競争激化と規制強化による企業環境の大きな変化があったため、重要な営業損失を計上し、営業キャッシュ・フローがマイナスになった。  そのため、会社は、継続企業の前提に…
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