テーマ:雑記帳

【読み解き】監基報570「継続企業」(その9)

 今回は、重要な不確実性が認められるが注記が適切な場合、強調事項の記載、注記が適切でない場合、意見不表明、経営者が評価を実施しないまたは評価期間を延長しない場合、継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切でない場合を読み解きます。 重要な不確実性が認められるが注記が適切な場合  重要な不確実性が認められるが、財務諸表におけ…
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【読み解き】監基報570「継続企業」(その8)

 今回は、監査の結論付けおよび重要な不確実性が認められる場合を読み解きます。 監査の結論付け  監査の結論を導き出す際には、監査人は、入手した監査証拠に基づき、単独で又は複合して継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関する重要な不確実性が認められるか否かについて実態に即して判断し、結論付けなければならない(1…
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【緊急掲載】 「説明責任と守秘義務」について考えたこと

 平成30年3月7日朝日新聞朝刊「経済気象台」に、ペンネーム「惻隠」氏が「説明責任と守秘義務」を寄稿している。その内容は次のように要約できる。  社会性や公共性の高い業務を遂行する専門職業人は、依頼者だけでなく、その業務に関わりを有する者に対して、できるだけ丁寧に説明責任を果たすことが強く求められている。  多くの関係者が知りた…
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【読み解き】監基報570「継続企業」(その7)

 今回は、資金計画に対する監査手続、財務的支援者に対する監査手続、その他の対応策、後発事象の検討、経営者確認書の記載を読み解きます。 資金計画に対する監査手続  前回読み解いた15項(3)において実施が求められている資金計画に係る追加的監査手続に加えて、以下を行うことがある(A16項)としています。  ・直近の数期間の予測財務…
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【読み解き】監基報570「継続企業」(その6)

 今回は、経営者の対応策の検討および対応策に関する質問事項の例示を読み解き、対応策の例示に関する更なる読み解き(私見)を開陳して、さらに、事象・状況の将来の帰結の検討を読み解きます。 経営者の対応策の検討  監査人が実施しなければならない追加的な監査手続として、経営者の対応策が、継続企業に重要な疑義を生じさせるような事象・状況を…
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【読み解き】監基報570「継続企業」(その5)

 今回は、重要な不確実性に関する判断、追加的な監査手続、経営者の評価未了の場合の要求および事象・状況を識別するための監査手続を読み解きます。 重要な不確実性に関する判断  監査人は、継続企業の前提に重要が疑義を生じさせるような事象又は状況を識別した場合、追加的な監査手続(当該事象又は状況を解消する、又は改善する要因の検討を含む。…
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【読み解き】監基報570「継続企業」(その4)

 今回は、経営者の評価期間の検討、経営者の評価を超えた期間および後発事象としての事象・状況を読み解いて、将来の事象・状況への対応に関する理解の相違について考え、継続企業に関する四半期レビューとの関連について簡単に言及し、さらに、将来の事象・状況への対応に関する理解の相違の解消策(私案)を開陳します。 経営者の評価期間の検討  監…
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【読み解き】監基報570「継続企業」(その3)

 今回は、継続企業の前提に疑義を生じさせるような事象又は状況,、および経営者の評価の検討について読み解きます。 継続企業の前提に疑義を生じさせるような事象又は状況  継続企業の前提に疑義を生じさせるような事象又は状況として、以下の事項が例示されています(A1項)。  財務関係  ・ 債務超過、又は流動負債が流動資産を超過して…
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【読み解き】監基報570「継続企業」(その2)

 監基報570「継続企業」の読み解き二回目の今回は、経営者による継続企業の評価の必要性、我が国の財務報告の枠組みにおける取り扱い、経営者による継続企業の評価、リスク評価手続およびリスク評価手続に関連する活動を読み解きます。 経営者による継続企業の評価の必要性  経営者は、継続性の前提に基づいて、すなわち将来にわたって事業活動が継…
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【読み解き】監基報570「継続企業」(その1)

 今回から、監基報570「継続企業」を読み解いていきます。まず、継続企業の監査に関する規制に関する経緯について説明し、経営者による継続企業の評価に係る視座について私見を開陳した後に、監基報570「継続企業」の規定する継続企業の前提、監査人の目的と責任および監査に固有の限界について読み解いていきます。 継続企業の監査に関する経緯 …
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【緊急掲載】平成29年11月29日付日経新聞「会計の「黒船」にどう向き合うか」

 平成29年11月29日付け日本経済新聞の「私見卓見 OPINION」欄に三菱商事代表取締役常務執行役員 増 一行氏による「会計の「黒船」にどう向き合うか」と題した一文が掲載されていた。その内容の要旨は次のとおりである。  会計の世界では内部統制報告制度(日本版SOX法)、国際会計基準(IFRS)に続き、監査報告書の長文化が導入さ…
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【緊急掲載】2017年10月21日日経新聞記事で考えたこと

 2017年10月21日日経新聞朝刊の一面記事に「神鋼、社内調査後も隠蔽」との大見出しと「子会社は法令違反の疑い」との見出しの記事があり、三面にも「日産、100億円減益も」という大見出しと「不正検査 部品製造、一部で停止」との見出しの記事とともに、十三面記事は一面記事の関連記事で「『窓口の情報提供で発覚』」との大見出しと「神鋼副社長 ア…
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【緊急掲載】2017年10月15日日経新聞トップ記事について考える

 2017年10月15日(日曜)日本経済新聞の一面に「日本の製造業に綻び」の大見出しで、「現場任せ限界/問われる経営の力」の小見出しと「日産・神鋼…不正相次ぐ」の白抜き小見出しのトップ記事が掲載されていた。  この記事がストンと腹に落ちてこなかったため、その理由について考えてみた。記事は冒頭に「日本の製造業への不信が広がっている。日産…
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【緊急掲載】9月24日日経新聞社説への疑問と批判

 平成29年9月24日日本経済新聞朝刊に「監査改革に投資家の視点を」と題する社説が掲載された。  この社説の主張は、「資本市場のインフラとしての監査の質を高めるには、実際に財務諸表の情報に基づいて債券や株式を売買する投資家の視点を生かすことが不可欠」であるため、「日本市場では世界中の様々な投資家が売買に参加している。彼らを議論の場に招…
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【読み解き】監基報520「分析的手続」(その4 最終回)

 今回は最終回として、要求事項4項(3)の「推定値の算定」、4項(4)「許容金額」および「監査の最終段階の全般的な結論を形成するための分析的手続」について読み解いていきます。 推定値の算定  要求事項 4項(3)は、監査人が分析的実証手続の立案・実施に際して行わなければならないことの一つとして、「計上された金額または比率に関する…
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【読み解き】監基報520「分析的手続」(その3)

 今回は、前回読み解いたA8項に規定されている監査証拠について私見を吐露して、4項(2)の「データの信頼性の評価」について読み解きます。 分析的実証手続によって入手する監査証拠  A8項の「心証を形成するに足る証拠」は、ISAでは”persuasive evidence”(ISA520 A8項)です。また、監基報は、「監査人が結…
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【読み解き】監基報520「分析的手続」(その2)

 今回は、「監査人が分析的実証手続を実施する際に検討しなければならない事項」を読み解きます。 分析的実証手続の立案・実施に際しての検討事項  単独又は詳細テストとの組合せにより、分析的実証手続を立案し実施する場合に、監査人は以下を行わなければならない(4項)としています。  (1) 特定のアサーションに関して評価した重要な虚偽…
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【読み解き】監基報520「分析的手続」(その1)

 今回から、監基報 520「分析的手続」を読み解いていきます。分析的手続は、監査の実務でも十分理解されていない嫌いがあり、形式的、機械的に実施されているためその目的を十分達していないように思われます。このような問題意識をもちながら、読み解きを行っていきます。  監基報520「分析的手続」は、「実証手続としての分析的手続」(以下「分析的…
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内部統制監査実務指針の読み解き(その37 最終回)

経営者の評価の利用-2  今回は最終回として、監査・保証実務委員会報告第82号「財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取り扱い」(最終改正平成24年6月15日)の大項目「ⅩⅢ 経営者の評価の利用」の「1.内部監査人等の作業の利用」の後半、「2.内部監査人等の作業の利用の程度」および「3. 内部監査人等の作業を利用する場合にお…
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内部統制監査実務指針の読み解き(その36)

不正への対応および経営者の評価の利用-1  今回は、監査・保証実務委員会報告第82号「財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取り扱い」(最終改正平成24年6月15日)の大項目「ⅩⅡ 不正等への対応」および大項目「ⅩⅢ 経営者の評価の利用」を読み解く。  大項目「ⅩⅢ 経営者の評価の利用」は、「1.内部監査人等の作業の利用」…
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内部統制監査実務指針の読み解き(その35)

内部統制の不備の程度の評価-9  今回は、監査・保証実務委員会報告第82号「財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取り扱い」(最終改正平成24年6月15日)の大項目「ⅩⅠ 内部統制の不備の程度の評価」の「10.開示すべき重要な不備等の報告と是正」および「11.財務諸表監査に及ぼす影響」を読み解く。今回で、内部統制の不備の評価…
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内部統制監査実務指針の読み解き(その34)

内部統制の不備の程度の評価-8  今回は、監査・保証実務委員会報告第82号「財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取り扱い」(最終改正平成24年6月15日)の大項目「ⅩⅠ 内部統制の不備の程度の評価」の「9.経営者が開示すべき重要な不備を識別した場合の対応」を読み解く。 経営者が開示すべき重要な不備を識別した場合の対応…
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内部統制監査実務指針の読み解き(その33)

内部統制の不備の程度の評価-7  今回は、監査・保証実務委員会報告第82号「財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取り扱い」(最終改正平成24年6月15日)の大項目「ⅩⅠ 内部統制の不備の程度の評価」の「8.開示すべき重要な不備に該当するかどうかを検討すべき内部統制の不備」を構成する二つの項の後半の項を読み解く。今回の読み解…
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内部統制監査実務指針の読み解き(その32)

内部統制の不備の程度の評価-6  回は、監査・保証実務委員会報告第82号「財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取り扱い」(最終改正平成24年6月15日)の大項目「ⅩⅠ 内部統制の不備の程度の評価」の「8.開示すべき重要な不備に該当するかどうかを検討すべき内部統制の不備」を読み解いていく。この中項目は二つの項から成るが、前…
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内部統制監査実務指針の読み解き(その31)

内部統制の不備の程度の評価-5  今回は、監査・保証実務委員会報告第82号「財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取り扱い」(最終改正平成24年6月15日)の大項目「ⅩⅠ 内部統制の不備の程度の評価」の「6.重要な虚偽記載が発生する可能性の検討」の「(2)全社的な内部統制の不備の評価の検討」と「(3)ITに係る全般統制の不備…
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内部統制監査実務指針の読み解き(その30)

内部統制の不備の程度の評価-4  前回から引き続き、監査・保証実務委員会報告第82号「財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取り扱い」(最終改正平成24年6月15日)の大項目「ⅩⅠ 内部統制の不備の程度の評価」の「6.重要な虚偽記載が発生する可能性の検討」における「(1) 業務プロセスに係る内部統制の不備による虚偽記載の発生…
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内部統制監査実務指針の読み解き(その29)

内部統制の不備の程度の評価-3  今回から、監査・保証実務委員会報告第82号「財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取り扱い」(最終改正平成24年6月15日)の大項目「ⅩⅠ 内部統制の不備の程度の評価」の「6.重要な虚偽記載が発生する可能性の検討」を読み解いていく。  中項目「6.重要な虚偽記載が発生する可能性の検討」は重…
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内部統制監査実務指針の読み解き(その28)

内部統制の不備の程度の評価-2  今回は、監査・保証実務委員会報告第82号「財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取り扱い」(最終改正平成24年6月15日)の大項目「ⅩⅠ 内部統制の不備の程度の評価」の「4.補完統制の考慮」および「5.不備の潜在的な影響額の算定」を読み解く。 補完統制の考慮  補完統制とはある内部統…
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内部統制監査実務指針の読み解き(その27)

内部統制の不備の程度の評価-1  今回から、監査・保証実務委員会報告第82号「財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取り扱い」(最終改正平成24年6月15日)の大項目「ⅩⅠ 内部統制の不備の程度の評価」を読み解いていく。 大項目「内部統制の不備の程度の評価」の構成  大項目「ⅩⅠ 内部統制の不備の程度の評価」は、「1…
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内部統制監査実務指針の読み解き(その26)

ITに係る全般統制の評価の検討方法  今回は、監査・保証実務委員会報告第82号「財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取り扱い」(最終改正平成24年6月15日)の大項目「Ⅹ ITに係る全般統制の評価の検討方法」の「1.ITに係る全般統制の位置付け」、「2.ITに係る全般統制の評価の検討」および「3.ITに係る全般統制の不備の…
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